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F1 ニュース

投稿日: 2018.06.25 11:13
更新日: 2018.06.25 12:23

ホンダ山本MS部長インタビュー(2):勝ちにこだわるレッドブルとの交渉経緯。そして2019年以降の体制

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F1 | ホンダ山本MS部長インタビュー(2):勝ちにこだわるレッドブルとの交渉経緯。そして2019年以降の体制

 そのカナダGPにホンダは新仕様のパワーユニットを投入。果たして、レッドブルは2019年からホンダのパワーユニットを使用する決定を下した。レッドブル側に迷いはなかったのか?

「レッドブルというチームは、レースに勝つためにはどうすべきかということしか考えていないので、もしホンダと組んで勝てないと思っていたら、絶対に契約しないでしょう。だから、われわれにはその期待に応えなければならない」

 これで2019年からホンダはトロロッソに加え、レッドブルにもパワーユニットを供給する。ホンダの体制に変化はないのか?

「それについては、まだこれから話し合われることですが、個人的にはレッドブルとトロロッソは姉妹チームなので別々に担当を置くのではなく、現場のトップは田辺(豊治/ホンダF1テクニカルディレクター)ひとりで行こうと考えています。Sakuraの開発のトップも浅木(泰昭/執行役員)のままで行こうと」

「つまり、今後は私がフランツ・トスト(トロロッソ代表)とクリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)と話し合い、田辺がジェームス・キー(テクニカルディレクター/トロロッソ)とピエール・ワシェ(テクニカルディレクター/レッドブル)との窓口になるというのがいいんじゃないかと思っています」

 F1で新規定が導入される予定の2021年以降にはポルシェがF1に復帰参戦し、レッドブルと組むという噂もある。2021年以降の契約についてはどう考えているのか?

「われわれは2020年までの2年間でしっかりと実績を残すだけ。もちろん、彼らが望めば、2021年以降も一緒にやっていく可能性は十分あります」


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