9周目、リカルドがターン8でサインツを抜いて3番手に浮上、ライコネンもこれに続いて4番手に上がる。ベッテルとボッタスは中団勢を次々にパスしていく。ベッテルはハミルトンから1ストップ分の20秒以内に留まろうとトライするが、スタート時のターン1の接触に対して5秒加算ペナルティを科されてしまう。
彼らを前に行かせたハートレーも続いてエリクソンをパスし14番手を走行する。ハミルトンは15周目を過ぎたあたりからペースアップしてファステストラップを連発し、2番手フェルスタッペンは首位ハミルトンが5秒、リカルドは8秒とじわじわと離されていく。
25周目に2番手フェルスタッペンがピットインすると26周目に5番手サインツ、28周目に3番手リカルドがピットインするが、ハミルトンは依然として好ペースを維持して走り続ける。ハミルトンは33周目にピットインして直後にライコネンもピットインしハミルトンが再び首位に戻る。