トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはともに、ホンダF1のパワーユニット/エンジンが2018年シーズン後半に大きく進歩することに期待している。
ガスリーはF1ハンガリーGPで予選6番手から決勝6位でフィニッシュ、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの三強以外のトップの位置を獲得した。1戦前のドイツGPではブレンドン・ハートレーが10位に入っており、サマーブレイク前の2連戦で、トロロッソ・ホンダは連続入賞を果たしたことになる。
いい形でシーズン前半戦を終えたことを喜んでいるガスリーは、ここまでのホンダのパワーユニットについてポジティブな発言をし、今後のさらなる向上への強い期待を示した。
「(ホンダのパフォーマンスには)期待できると思う」とガスリーはFormula1.comのインタビューにおいて語った。
「ブダペストはパワーにあまり左右されないコースだから、そういう意味で、チーム間の差が縮まるだろうことは分かっていた」
「それでもウエットコンディションでのホンダはとてもよかった。ドライバビリティが素晴らしかった。レースでも、問題は一切起こらなかった」
「(6位は)彼らのモチベーションを上げる、いい結果だ。さらに、僕ら(トロロッソ)には彼らを前進させられる力があるということも示せたと思う。サマーブレイク前だからなおさらよかったよ。シーズン後半、ホンダのパフォーマンスがさらに向上することに期待したい」