F1第14戦イタリアGP決勝のトロロッソ・ホンダの2台は、いずれもスタート直後のポジション争いで接触に巻き込まれた。
まず、最初の通常スタートで接触事故に見舞われたのが、ブレンドン・ハートレーだった。16番手からスタートしたハートレーはホームストレート上で左右を囲まれてしまった。
「スタートしてすぐ、右後方からザウバーのマーカス(・エリクソン)が迫ってきた。そこで左側を見たら、マクラーレンの1台が並びかけていたので、僕はどうすることもできずに真っ直ぐ走っていた。
「マーカスが僕をパスするときに左に動いてきた。そんなにアグレッシブな動きじゃなかったけど、タイヤがパンクし、サスペンションにダメージを負って、僕のレースはターン1の手前で終わってしまった」(ハートレー)
リタイア後もガレージとモーターホームで残りのレースを見ていたと言うハートレー。
「外から見ている分には素晴らしいレースだったけど、できればコースに残って、レースを完走したかったね」と悔しさにじませていた。
この事故によって、レースはセーフティカーが導入される。再開された4周目の1コーナーでは、今度はチームメイトのピエール・ガスリーが事故に見舞われた。
■リスタート時にはフェルナンド・アロンソとピエール・ガスリーが接触
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