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F1 ニュース

投稿日: 2018.10.11 07:30
更新日: 2018.10.10 21:22

ハミルトン、「メルセデスF1チームは心理戦でフェラーリを打ち破った」と説明

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F1 | ハミルトン、「メルセデスF1チームは心理戦でフェラーリを打ち破った」と説明

 メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、自身5度目となる世界タイトル獲得への道筋を鮮明にしながら、メルセデスはすでにフェラーリを心理戦で打ち破ったと考えている。

 日本GP決勝ではハミルトンが今シーズン9勝目をあげた一方で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは結果を出すことができなかった。これにより、ハミルトンがドライバーズ選手権でライバルのベッテルを67ポイント上回り、残る4レースのうちに王座に就くことがほぼ確実となった。

 今シーズンのフェラーリは、ベッテルが開幕から2連勝を飾っている。SF71-Hはフィールド上で正真正銘のトップマシンであり、チームは夏季休暇を過ぎるまでは優勝候補の一角に挙げられていた。ところがその後、不可解な成績低迷に陥ることになる。

「僕たちは(チーム)一丸となって、相手にプレッシャーを与えるという成果をあげたのだと思っている。トップクラスの競争相手同士が直接対決するときには、そうしたことが起きるものなんだ」とハミルトンは説明する。

「彼らは今も素晴らしいパフォーマンスを続けているけれど、どちらか一方が常に同じパフォーマンスを発揮できずにいる。僕たちは心理戦を戦っている。これはすべてのメンバーが集団で行なうものだと思う」

「みんなが100%の力で、しかも繰り返し戦ってきた。チームが力を出したときに僕も力を合わせられたことを、うれしく思っているよ」

 フェラーリのホームグランプリとなったイタリアGPで、キミ・ライコネンとベッテルは予選を通じて上位を独占したが、決勝の1周目でベッテルが手痛いミスを犯した。ハミルトンは、これがその後の低迷への転換点だったと見ている。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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