元F1世界チャンピオン、ジャック・ビルヌーブが、ベルギーGP以来のマックス・フェルスタッペンとの「舌戦」について、「バカげている」と突き放した姿勢を示した。
ビルヌーブは、スパでのレースの後、フェルスタッペンのディフェンシブなドライビングを批判したが、そのコメントに「少し冷静になれ。いつか誰かを殺すことになる」という表現が含まれていた。
これに対して、フェルスタッペンはモンツァの週末の金曜日に、オランダのメディアとのやり取りの中で、2001年オーストラリアGPでのビルヌーブのクラッシュに言及して反撃した。ラルフ・シューマッハーのウイリアムズと接触した後、ビルヌーブのBARが宙を舞い、外れたホイールに直撃されたコースマーシャルが死亡した一件だ。
その後、フェルスタッペンは、彼がビルヌーブこそ「誰かを殺した」と発言したとの報道から距離を置こうとしているが、これについてビルヌーブは、言葉がひとり歩きを始めていて、どうにも手に負えない状況だと述べた。
「私はスパのコース上で起きたことについて、論理的なコメントをした。これ(2001年の事故に言及すること)は明らかに行きすぎで、不適切だし、(亡くなったマーシャル、グラハム・ベバリッジ氏の)ご遺族にも失礼じゃないかな」と、ビルヌーブは言う。
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