レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのファイティング・スピリットが人々をF1に惹きつけ続けることを願っている。
今シーズン初めにトロロッソからレッドブルへと昇格し、F1において急成長を遂げているフェルスタッペンは、ベルギーGPの観客動員数にすさまじい影響を与えた。
チケットは売り切れになり、サーキットにはオレンジ色の衣装に身を包んだオランダ人ファンが押し寄せた。ホーナーはその光景を見て、ミハエル・シューマッハーが全盛期だった頃のドイツGPや、ナイジェル・マンセルのファンが押し寄せたシルバーストンを思い出したという。
フロントロウスタートとアグレッシブなレーシングスタイルでファンを楽しませたものの、ベルギーGPはポイント圏外の11位でレースを終えた上に、ライバルたちからはそのディフェンスを酷評された。
「天賦の才能と野心を兼ね備えたドライバーたちはみんな、周りの反発にあってきた」と語るホーナー。
「セバスチャン・ベッテルが数年前に批判されたのを覚えているよ。彼ほどのファイティングスピリットを見せたドライバーはそう多くはない」
「このファイティングスピリットはスパに大観衆が訪れた理由のひとつでもある。情熱と熱狂を見るのは素晴らしいことだからね」
「8万人がサーキットに訪れ、素晴らしいレースが行われた」
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