事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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シャルル・ルクレールは、アブダビでのフェラーリとの最初のテストにおいて、セバスチャン・ベッテルとのチーム内のバトルにおける攻撃をやり過ごし、フェラーリに印象付けたことは明らかだ。
ベッテルはヤス・マリーナ・サーキットでのピレリテストで彼の担当日に3度出走。ターン20出口の縁石に乗り上げてSF71Hのフロアを2回損傷し、ターン1の出口ではタイヤウォールに1回接触した。
ベッテルは非常にハードにプッシュし、ルクレールを驚かせるようなタイムを出そうとしていたが、その目論見は裏目に出てしまった。翌日ルクレールは高速コースのおかげもあり、その週の最速タイムを出した上、1日を通してトラブルを起こすことはなかったのだ。
フェラーリの内部関係者によると、テスト終了時のスコアはルクレールが1、ベッテルが0だという。
■ぞんざいな扱いを受けるハートレー
トロロッソがアレクサンダー・アルボン起用を発表したためシートを失ったハートレー。レッドブル陣営との関係が悪化しているようだ。
■ウイリアムズの重役、次なる仕事はF1チームにあらず
2018年末でウイリアムズを去るロブ・スメドレー、FOMの技術グループからのラブコールを受けているという。