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F1 ニュース

投稿日: 2019.03.10 16:08
更新日: 2019.03.10 16:09

名門ウイリアムズ、貴重なテストの機会を失い課題山積のまま開幕戦へ/全チーム戦力分析(6)

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F1 | 名門ウイリアムズ、貴重なテストの機会を失い課題山積のまま開幕戦へ/全チーム戦力分析(6)

 しかも、2日半遅れで完成したウイリアムズの新車「FW42」は、遅かった。初テストとなった2月20日にステアリングを握ったジョージ・ラッセルのベストタイムは1分25秒625と、トップから8秒遅れ。翌日はラッセルとともにロバート・クビサも走らせたが、ウイリアムズだけが1分20秒を切れずに、最下位のままだった。

 2回目のテストに入って、徐々にペースは上がっていったが、ライバル勢もペースを一層上げてきたために、2回目のテストを総合したベストタイムでは最終的に10チーム中、10番目に終わってしまった。

ロバート・クビサ(ウイリアムズ)
ロバート・クビサ(ウイリアムズ)

 スピード以外にも、問題は残った。テスト最終日は午後のセッションが終了する前に、ガレージにマシンを入れて、テストを切り上げてしまった。ロウによれば、「いくつかのパーツの耐久性に問題が発覚したため、テストを断念しなければならなかった」という。これには、最終日にステアリングを握っていたクビサも「また貴重な一日を失った」とうなだれていた。

 また情報ではFIAからフロントサスペンションとミラーに車検違反の指摘を受けたため、開幕戦オーストラリアGPを前に修正を施す必要があるという。果たして、オーストラリアGPまでに間に合うのか。名門チームの底力が問われている。


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