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F1 ニュース

投稿日: 2019.03.14 23:20

ホワイティング氏の訃報を受け、悲しみに包まれたF1木曜会見。ショックを受けながらも、明るく振る舞うベッテル

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F1 | ホワイティング氏の訃報を受け、悲しみに包まれたF1木曜会見。ショックを受けながらも、明るく振る舞うベッテル

 通常なら、華やかな雰囲気に包まれながらスタートするシーズン最初の木曜日のFIA会見は、チャーリー・ホワイティングの突然の訃報を受けて、深い悲しみに包まれてスタートした。

 特に前日にホワイティングとコースの下見を行なっていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は大きなショックを受けていた。

「今朝、訃報を聞いて、みんなと同じくらいショックだったし、いまも動揺している。昨日彼といくつかのコーナーを一緒に歩いて話をしていたんだ。その人がいまはもういないなんて……」

 ベッテルの隣に座っていたロバート・クビサ(ウイリアムズ)がフォローした。

2019F1第1戦オーストラリアGP プレスカンファレンス
2019F1第1戦オーストラリアGP プレスカンファレンス

「本当にショックだよね。僕も昨日、チャーリーとセバスチャンが一緒に歩いているのを見ていたからね。金曜日のドライバーズブリーフィングで、彼(ホワイティング)に会えるから、昨日は彼らふたりの邪魔をしないように、歩み寄らずに遠くから見ていた。でも、もう彼と話すことができないなんて、悲しすぎる」

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)も次のように哀悼の意を表した。

「2007年にF1にデビューして以来、チャーリーのことを知っている。今朝、訃報を聞いて、インスタグラムにコメントしんだけど、ダウンしていたのでうまくいかなかったようだ(3月14日の未明から、FacebookやInstagram、Messenger、WhatsAppなどのSNSが世界的に不具合が発生していた)。いずれにしても、トト(・ウォルフ)が言っていたように、彼はF1の大黒柱だったし、この世界の象徴的な人物だった。彼と彼の家族を想い、祈りたい」

 オーストラリアGPに来る前、ジュネーブでホワイティングに会っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)も、辛い思いを次のように吐露した。

「数週間前にジュネーブで彼と一日を過ごして本当にたくさんのことを話したんだ。『オーストラリアの開幕戦でまた会おう』と思って別れたばかりなのに……。まだ66歳。早すぎるよ。残された僕たちはこれから毎日、毎朝新しい日が訪れることに感謝しながら、人生を楽しんでいくしかない」

 いつもは陽気なダニエル・リカルド(ルノー)も、神妙な面持ちでこうコメントした。

「僕はいつもポジティブでいようと思っているけど、いまは本当に困惑している。僕たちは傷ついたレコードのように何度も不満を彼にぶつけていたけど、彼は決して跳ね返すことなく、いつも受け入れてくれた。僕がF1にデビューして初めて臨んだ2012年のオーストラリアGPのことをいまでも覚えている。フランツ(・トスト代表)が『君にチャーリーを紹介しよう。新しいシーズンのスタートだ』と言って彼のところに行ったことをね」

■際どいジョークで場を和ませようとするセバスチャン・ベッテル


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