さてさて、ここからは車検場に向かいます。そうです、車検場に持っていくにはピットロードを通らねばならず、隠しようがありません。いわゆる、マシンを間近で見るには絶好のチャンスです。
キター! ありました。上位チームの新車がウヨウヨおります。まさにハッピータイム到来!
まずはこちら、ルノーのフロントウイング、ドライバー目線の高さで見てみましょう。ノーズの先端に突起があるこちらの形状、フェラーリと似ていて、多くのチームが採用している形ですよね。
そして、こちらは先ほどのレーシングポイント。ノーズ下のエアロも本当に細かいです。
フェラーリのフロントノーズがいらっしゃいました。ノーズ脇と、最上部のフラップの形状が独特の曲線で構成されています。美しい!
フェラーリに比べると、フラップの上段が立ち気味なのがわかります。フェラーリは前からの空気を真っ直ぐにタイヤにぶつけるようなイメージで、レッドブルは少し跳ね上げてタイヤの上部を流そうという狙いなのでしょうか。わずかな角度の違いが面白い。
いろいろ想像していると、ノーズの裏側がとても気になってきました。もうちょっと攻めてみましょう。。。。
と、シャッターを押したところで、レッドブルのメカニックの方に注意されました。
はい。ごめんなさい。
でもノーズ裏の複雑なエアロ、ちょっと見れました。実はこのノーズ下、キールの後ろのフロアのフロント部のエアロが、近年のエアロのキモ中のキモらしいのです。でもそこはなかなか、お目にかかれません。また次の機会にチャレンジです。
さてさて、これで7チーム。あと3チームのフロントウイングが足りません。
ピットロードを戻って探してみましたが、う~ん、ウイリアムズとアルファロメオはピット練習中でじっくりと撮影はできませんでした。
遠くてよく見えませんでしたが、ここは熱田守カメラマンの写真をお借りしましょう。ハースF1チーフエンジニアの小松(礼雄)さん、インタビュー用に撮影させて頂いた写真ですが、ご協力ありがとうございました!
こちらはおまけのカット。メルセデスのリヤカウル、サイドポンツーンのカウルですが、サイドポンツーンはポッドウイングと一体型になっているのですね。このエアロ、どこか1箇所が破損しても、アセンブリー交換になるのだろうか。高そうなお値段とともに、気になります。
ということで、全チームのフロントウイングの撮影、コンプリート……ではないですね、まあ、ギリギリ及第点ということでお許しください。
また、明日(があれば)!