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F1 ニュース

投稿日: 2019.03.16 16:29
更新日: 2019.03.17 13:54

やっぱり速かったハミルトン、僚友対決を制して開幕戦ポール獲得。レッドブル・ホンダは明暗分かれる【F1オーストラリアGP予選】

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F1 | やっぱり速かったハミルトン、僚友対決を制して開幕戦ポール獲得。レッドブル・ホンダは明暗分かれる【F1オーストラリアGP予選】

 3月16日現地時間17時(日本時間15時)、開幕戦オーストラリアGPの予選が行なわれ、昨年チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)がチームメイトとの熾烈なトップ争いを制し、2019年シーズンの開幕戦予選のポールポジションを獲得した。日本期待のホンダ陣営は4番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最上位で翌日のレースを迎える。

 オーストラリア、メルボルンのアルバート・パークサーキットは朝から晴天が続き日中の路面温度は45度にも達していたが、予選が始まる頃には陽射しはやや和らいで気温23度、路面温度39度というコンディションになった。金曜と同様にターン1が追い風というトリッキーな風向きでもある。

 Q1が始まるとランド・ノリス(マクラーレン)がソフトタイヤを履いて先陣を切り、Q1から苦戦が予想されるロバート・クビサ(ウイリアムズ)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)もこれに続く。3分を経過したところで上位勢ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が最初にコースイン。僚友のシャルル・ルクレール(フェラーリ)もこれに続き、フェラーリ勢はいずれもミディアムタイヤでのQ1通過を狙うが、メルセデスAMG勢やレッドブル勢を含めた他の全車がソフトタイヤを履いてコースインする。

 各車の走行で路面コンディションは急激に向上していき、ラップタイムはどんどん向上していく。

 まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1秒22秒377でトップに立つがハミルトンが1分22秒043と塗り替える。フェルスタッペンもアタック2周目で0.833秒差の3番手につけミディアムタイヤのベッテルをわずかに上回る。

 セッション終盤になってコースインし1ランのみでQ1通過を狙ったハース勢は、ロマン・グロージャン(ハース)が無難に6番手タイムを記録したもののケビン・マグヌッセン(ハース)はターン15でオーバーシュートをしてコースをはみ出してしまい、16番手タイムでピットに戻る。

 ミディアムタイヤで上位に飛び込めなかったルクレールはソフトタイヤに履き替えて再びコースイン。これで1分22秒017のトップタイムを記録する。

 路面コンディションの回復の度合いが大きく、中団グループ勢が2回目のアタックで大きくタイムを伸ばし、続々と上位タイムを記録していく中、1回のアタックしか行なわなかった上位勢や2回目でタイムを更新できなかったドライバーがQ1落ちの危機に晒され、ランス・ストロール(レーシングポイント)が16番手、ピエール・ガスリー(レッドブル)は17番手、カルロス・サインツ(マクラーレン)が18番手、ラッセルが19番手、ターン10の出口でウォールを擦りパンクを喫したクビサはターン11の入口でリヤが流れてコースオフし20番手でQ1敗退となった。

 トップから17番手まで1.067秒差にひしめく大接戦の中、キミ・ライコネン(アルファロメオ)は0.051秒差でQ1通過、ベッテルやフェルスタッペンも0.2秒以下のマージンと際どいQ1通過となった。

■ハミルトンvsボッタスのPP争い。2台のメルセデスがフェラーリ、レッドブルを突き放す


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