4月26日現地時間午後5時、F1第4戦アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はチームメイトのセバスチャン・ベッテル、3番手はメルセデスのルイス・ハミルトン。
FP1の後に全マンホールが増し締めされ、30分のディレイで行なわれたFIA-F2の予選を挟んでFP2は予定通りの時刻に行なわれた。気温は17度、路面温度は33度。
FP1で全く走ることができなかったメルセデスAMG勢がセッション開始前からピット出口に並んで早々に走行を開始。ストレートではトウの使い合いを練習するなどしたが、バルテリ・ボッタスはターン2でオーバーシュート。ハミルトンも超低速のターン8で左フロントをロックアップさせてオーバーシュートする場面があった。
ルクレールがマシンをバリアにヒットさせながらも1分43秒598の最速タイムを記録したのとほぼ同時に、ランス・ストロール(レーシングポイント)がターン2を曲がりきれずにクラッシュ。入口でスナップオーバーステアが出てランオフエリアへ回避しようとしたが、アクションが遅すぎてテックプロバリアにヒット。左フロントサスペンションを壊してストップし、セッションは赤旗中断となった。
セッションは午後5時26分に再開となったが、FP1でマシンにダメージを負ったジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)は走行できない。インストレーションチェックで「ステアリングが非常に重かったり軽くなったりする、ドライブできない」とパワーステアリング周りにトラブルが出たダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)もガレージでマシン修復に追われている。