事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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バルテリ・ボッタスが自身のドライバー契約更新をトト・ウォルフに認めさせるための猶予は、6月末まで残っている。今シーズン開幕からこれまでの4戦中、2勝と2度のポールポジション獲得という戦績は、ボッタスが2020年にシートを維持する上では大きなプラス要因になっているはずだ。
報道されてきた内容とは異なり、ボッタス自身がバクーで勝利した後に明確に説明したように、契約についてボッタスとウォルフとの間でこれまで話し合いは行われていない。これは、実際には両者間の契約に来年についての規定があるからだ。
メルセデスがオプション権を行使すれば、ボッタスとの契約は来年まで更新される。エステバン・オコンは、2020年にレーシングポイントF1チームへの復帰を果たすため、ランス・ストロールの支援を得ようと必死の努力を続けている。
仮にメキシコGPが今年で終了になると自分の後援者を失うリスクを抱えた宿敵セルジオ・ペレスの後釜を狙っているが、ランスの父親でチームオーナーのローレンスは、ペレスのチームへの貢献に満足しているようで、オコンが2020年にグランプリのレースシートに復帰できるチャンスはあまり大きくなさそうだ。
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