■レーシングポイント
レーシングポイントはシミュレーター作業を担当しているニック・イェロリーを2日間にわたって走らせた。イェロリーは空力の長期的な開発プランに沿って作業にあたり、シミュレーターとの相関性の確認も行っている。83周を走ったイェロリーはC5タイヤでの1分18秒212で8番手だった。
今回レーシングポイントはピレリタイヤのテストも担当しており、レースドライバーのストロールがセカンドカーでタイヤ開発作業に専念して走った。ストロールは119周を走行、12番手にあたる1分20秒745のタイムを出している。
■ウイリアムズ
前日に続き、テストおよびリザーブドライバーのニコラス・ラティフィがウイリアムズで走行。ラティフィは午前セッション終盤、ピット出口でストップし、赤旗の原因となった。チームはトラブルへの対策のために走行時間をロスしたが、ラティフィは午後のセッションでコースに復帰、一日のなかで合計88周を走り、C5タイヤで1分18秒573をマークし、9番手となった。
■レッドブル・ホンダ
レッドブルはジュニアドライバーのダニエル・ティクトゥムに2日目の作業を託した。ティクトゥムはマシントラブルのため、午前セッション残り約1時間のところでターン10でストップ。マシン撤去のために赤旗が掲示された。駆動系のトラブルだったということで、修復に何時間かを要したが、午後にティクトゥムは走行を再開。合計周回数は79周、自己ベストタイムはC3タイヤによる1分19秒458で、13人中10番手でテストを終えた。
■マクラーレン
マクラーレンは前日同様に午前と午後に分けてふたりのドライバーを走らせた。午前を担当したのはオリバー・ターベイ、午後はセルジオ・セッテ・カマラがステアリングを引き継いだ。ターベイは52周を走りC3タイヤで1分20秒712をマークし11番手。一方、テストおよび開発ドライバーを務めるセッテ・カマラは、マクラーレンMCL34での初走行の機会を得たものの、トラブルによりターン10でストップ、わずか19周しか走行できなかった。ベストタイムはC2タイヤによる1分21秒565で、13番手だった。