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F1 ニュース

投稿日: 2019.05.17 17:41

政府からの支援打ち切りで、2020年からのF1メキシコGP開催継続に暗雲

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F1 | 政府からの支援打ち切りで、2020年からのF1メキシコGP開催継続に暗雲

 メキシコGPはリバティ・メディアとの契約を確保できておらず、2020年のF1カレンダーから脱落する可能性が高まっているようだ。

 今年2月、メキシコ大統領のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールは、政府によるメキシコGPへの財政支援をほぼ確実に打ち切ることを明らかにした。

 メキシコGP主催者のコルポラシオン・インテルアメリカーナ・デ・エントレテニミエント(CIE)は、レースに関連する年間8億ペソ(約46億400万円)の補助金を支給するよう政府を説得できず、状況は危機に瀕している。

 さらにCIEは、2019年のメキシコGP後に満了する既存契約の延長について、F1の商業権保有者リバティ・メディアと合意に至ることができなかった。

 メキシコGPは将来の見込みが不透明なレースのひとつだが、セルジオ・ペレスのホームでもある同レースの行く末は、今となっては決まってしまったようにも見える。

 F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、2020年のスケジュールも21戦で構成されると発表している。2020年にはハノイとザントフォールトがスケジュールに追加されるため、既存の2レースが必然的にF1カレンダーから外されることになる。

 メキシコ脱落は既定の事実のようにも思えるが、シルバーストン、モンツァ、バルセロナ、ホッケンハイムの各会場も、いまだ2020年以降の新契約をF1と締結できていない。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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