レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2019.05.20 17:58
更新日: 2019.05.20 18:01

レッドブル首脳「“二流のF2ドライバー”のテストによって、メルセデスW10の優位性が露呈した」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | レッドブル首脳「“二流のF2ドライバー”のテストによって、メルセデスW10の優位性が露呈した」

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、バルセロナF1合同テストでニキータ・マゼピンがメルセデスでトップタイムを記録したことから、W10が圧倒的な速さを持っていることがより明確に証明されたと発言した。

 現在FIA-F2に参戦しているマゼピンの父親はロシアの富豪で、20歳の息子のレース活動を支援しており、昨年は彼が関与するロシアの大手肥料会社ウラルカリ社がフォース・インディアの買収を検討、最近ではウイリアムズ取得に動いているともうわさされている。

 ニキータは今年、2017年型メルセデスF1マシンでプライベートテストを行っているといわれ、そのパーソナルトレーニング契約には、W08でのさまざまなサーキットにおける12日間の走行テストが含まれているものとみられる。

 スペインGP後に行われたF1インシーズンテスト2日目にメルセデスはマゼピンを起用、2019年型W10のステアリングを託した。マゼピンは、この日走行した13人のドライバー中最速のタイムを記録した。

2019年F1バルセロナ・インシーズンテスト ニキータ・マゼピン(メルセデス)
2019年F1バルセロナ・インシーズンテスト ニキータ・マゼピン(メルセデス)

 マルコは、それはドライバーの力ではなく、すべてマシンの優秀さによるものであると主張した。

「二流のF2ドライバーが乗って、いきなり速さを発揮できるのだから、メルセデスがどれほど優れたマシンかが分かる。かつてないほどの優勢さだ」とマルコはAuto Bildに対して語った。

「メルセデスがそのことを隠そうともしなかったことに驚いた。マゼピンに対して最速タイムを出すのを控えるよう指示しなかったのだ。そのため、このマシンの優位性が明らかになった」

■「モナコGPでフェラーリは苦戦する」とマルコは予想


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース