ハースF1チームのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンは、ハースは現在もトップ3チームに次ぐ4番手につけていると自信を持っている。
メルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダの3チームは、依然として中団勢の手の届かないところにいる。しかしそれ以外のチームのなかでは、ハースがトップに立っていると彼らは考えているようだ。
第6戦モナコGPで10位に入賞したグロージャンは、「僕たちにはコース上で4番目に速いマシンがあると信じている」と話した。
一方マグヌッセンは、5番手からスタートしたものの14位でモナコGPを終えた。しかし彼は実際のマシンのペースについて、たとえレースでは常にその速さが見られるわけではないとしても、グロージャンと同様に自信を持っているという。
「僕たちのマシンは中団チームのなかで最速のマシンだと思っている」とマグヌッセンは語った。
「結局のところ、レースペースというのはポイントを獲得するための要素だ。僕たちはそれに集中することが必要だ」
「今年は、予選結果が良くてもポイントを獲れないというレースを何度も目にしてきた」
モナコGPではアップグレードされたフェラーリ製パワーユニットを投入したハースだが、タイトで曲がりくねったモナコの公道サーキットは、そのパフォーマンスを発揮するのに最適なサーキットではなかった。
だが今週末に開催される第7戦カナダGPのとなるジル・ビルヌーブ・サーキットには、長いストレートがあり、改良されたパワーユニットのパフォーマンスを発揮できるだろう。
マグヌッセンはパワーユニットに関して、「(モナコで)新しいパワーユニットを試すことができてよかった」と述べた。
「少し良くなっているようだったし、良いアップグレードだ。長いストレートのあるモントリオールでどう機能するのか見てみよう」
またグロージャンも、「モナコでは、エンジンがどうだったのか、あるいはパワーの違いはどれくらいあったのかというのを知るのがとても難しい」と話した。
「カナダでドライブするのを楽しみにしている。良いステップだと思うし、モントリオールでそれが明らかになるはずだ」