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F1 ニュース

投稿日: 2019.06.21 23:58
更新日: 2019.06.22 00:14

F1第8戦フランスGP FP2:初日はメルセデスが圧倒。好調マクラーレンのノリスがレッドブル・ホンダを上回る5番手

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F1 | F1第8戦フランスGP FP2:初日はメルセデスが圧倒。好調マクラーレンのノリスがレッドブル・ホンダを上回る5番手

 2019年F1第8戦フランスGPフリー走行2回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは6番手、ピエール・ガスリーは8番手タイムをマークしている。

 午後になると、上空は文字通り雲ひとつない快晴に。FP2開始時の午後3時で気温は26℃と、さほど高いわけではない。一方で路面温度は、56℃まで上昇した。

 実際にピット脇を歩くと、アスファルトの照り返しがすごい。開始早々、ロマン・グロージャン(ハース)がストレートのフルブレーキングで右前輪をロックさせ、ものすごい白煙を上げる。モニターを見ながら、頭を振る小松礼雄チーフエンジニア。タイヤからの振動がひどく、グロージャンはすぐにピットに戻って来た。

 セッション序盤はフェラーリのセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールが1−2を占めるが、すぐにボッタスが首位を奪い返す。FP1で中団勢トップだったマクラーレンのランド・ノリスは午後も好調で、ハードタイヤでボッタス、ベッテルに次ぐ3番手タイムを叩き出した。ルイス・ハミルトンは「フロントタイヤのバランスが悪い」と、7番手に留まっている。

 しかしすぐに、ハミルトンはボッタスにコンマ3秒差をつけて首位に躍り出た。だがボッタスも直後に全区間で最速タイムを出し、その座を奪い返した。

 開始後30分が経ち、1分31秒台に入ったのはメルセデスの2台だけだ。ボッタスの1分31秒110のタイムは、すでに2018年の予選Q1でハミルトンが出したタイムをコンマ1秒以上しのいでいる。フェルスタッペンが3番手、好調ノリスがガスリーを抑えて4番手に付けた。

 開始後30分を過ぎたところで、ボッタスが新品ソフトを履いて最速タイムを更新。真っ先に1分30秒台に突入した。トップ3の残り5台もボッタスを追うが、ハミルトンはターン3~4で挙動を乱し、左後輪でボラードを倒しながら派手にコースオフ。戻って来たところであわやフェルスタッペンに接触しかけ、フェルスタッペンもアウト側に飛び出すおまけが付いた。

 ルクレール、ベッテルは順当に3、4番手に上がったものの、ボッタスに0.6秒以上の差を付けられている。5、6番手のフェルスタッペン、ガスリーは、それぞれ1.1、1.5秒落ちだ。その後、ノリスがフェルスタッペンをしのぐタイムで5番手に浮上。サインツもレッドブルの2台に割って入る形で7番手に付け、マクラーレンの好調ぶりを強く印象づけた。


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