2019年F1第8戦フランスGPフリー走行3回目はメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手。ピエール・ガスリーは6番手となっている。
6月22日の現地時間12時から始まったFP3は、気温25℃、路面温度48℃。前日に引き続き快晴のなかセッションがスタートした。
序盤はインスタレーションラップから本格的に走行するマシンが少なく20分が経過し、ようやくトップ3チームが順次走行を開始。
23分経過時点で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは1分31秒383でトップタイム、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは7番手、マックス・フェルスタッペンはまたタイムを出していない。
セッション折り返しの時点でフェラーリとメルセデスの間で次々とタイムシートのトップが入れ替わり、最終的にはボッタスが昨日のFP2のトップタイムを上回る1分30秒853をマーク。またフェルスタッペンは5番手に浮上、ガスリーは10番手となっている。
全車ソフトタイヤで走行するなか、メルセデス勢がさらにタイムを削りボッタスが1分30秒159。0.041秒差でハミルトンが続く。3、4番手にフェラーリ勢。
トップから1秒379の遅れで5番手フェルスタッペン、6番手はガスリー。僅差でマクラーレンのランド・ノリスとカルロス・サインツJr.が7、8番手に入っておりレッドブル・ホンダは予断を許さない状況だ。
フェルスタッペンは「マシンのグリップがない!」と無線で連絡しておりセットアップがまだ煮詰められていない模様。
結局、ボッタスのタイムを上回るドライバーは現れずセッションは終了。トップから1秒以上引き離されたレッドブル・ホンダは、やや苦しんだセッションとなった。
■2019年F1第8戦フランスGP フリー走行3回目 リザルト
Pos | No. | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’30.159 | 18 |
2 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’30.200 | 15 |
3 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1’30.605 | 15 |
4 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’30.633 | 13 |
5 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’31.538 | 11 |
6 | 10 | P.ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’31.599 | 14 |
7 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1’31.654 | 14 |
8 | 3 | D.リカルド | ルノー | 1’31.802 | 12 |
9 | 55 | C.サインツJr. | マクラーレン | 1’31.887 | 14 |
10 | 7 | K.ライコネン | アルファロメオ | 1’31.943 | 16 |
11 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’32.023 | 15 |
12 | 99 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1’32.171 | 15 |
13 | 23 | A.アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’32.178 | 16 |
14 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’32.385 | 15 |
15 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’32.400 | 13 |
16 | 11 | S.ペレス | レーシングポイント | 1’32.491 | 15 |
17 | 26 | D.クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’32.540 | 22 |
18 | 18 | L.ストロール | レーシングポイント | 1’32.678 | 14 |
19 | 88 | R.クビサ | ウイリアムズ | 1’33.902 | 21 |
20 | 63 | G.ラッセル | ウイリアムズ | 1’39.987 | 4 |