F1ニュース

2016.03.21

F1開幕戦オーストラリアGP 決勝トップ10ドライバーコメント


2016年第1戦オーストラリアGP 新規参戦チームで6位入賞を果たしたロマン・グロージャン

 F1開幕戦オーストラリアGPの決勝でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、レースを振り返った。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 決勝=1位

 僕にとって完璧なレースだった。スタートではグリッドのダーティな側だったから楽ではなかった。(セバスチャン・)ベッテルがすごくいいスタートを決めて、先行していった。

 でも僕らは赤旗の後、ミディアムタイヤを履くという完璧な戦略を選んだ。ピットウォールの皆に心から感謝したい。それから最高のマシンを用意してくれたファクトリーの皆にも、レースを見るために早起きしてくれたヨーロッパの人たちにもありがとうと言いたい。皆にいいショーを見せることができたと思うよ!

 今はこの瞬間を楽しんでいてもいいけれど、赤いマシンが今季どれだけ手強い存在になってくるかが分かったから、リラックスしている余裕はない。これからのレースが楽しみだし、さらにエキサイティングなバトルができることを期待している。

 フェルナンド(・アロンソ)がクラッシュの後、歩いて戻って来ることができたのを見て、心からほっとした。今のF1マシンの安全性がどれだけ高いかが分かる。本当によかったよ。

(1コーナーでのルイス・ハミルトンとの接触について)ルイスが言っているのを聞いて(何が起きたのか)初めて知った。映像を見てみなければ。僕が彼を押し出したのだとしたら謝るよ。そういうつもりはなかった。自分自身のことで頭がいっぱいの状態だった。

(メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフが、決勝中、ロズベルグ車の右フロントのブレーキキャリパーがオーバーヒートし、左リヤタイヤが計算上は最後まで持たないことが分かったため、リタイアの可能性もあったと発言したことに関して)ブレーキが熱くなってきていた。クーリングダクトにラバーが入り込んでしまっていたからだ。とても深刻な状況で、走りながら対処するのが簡単ではなかった。でも最終的にうまくいったから満足している。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=2位

 スタートのライトが消える前までは完璧な週末で、レースに向けて自信を持っていた。発進の際にホイールスピンが起きて、1コーナーでは押し出される形になった。そのため、それ以降は挽回に努めるレースになった。でも時にはそういうこともあるものだし、うまく順位を上げていくことができて喜んでいる。ああいうスタートだったことを考えれば、ダメージを最小限に抑えるという意味で2位というのは悪くない結果だ。

 トロロッソの1台にずっと押さえられてしまった。彼の方が速いタイヤを履いていたため、どうしようもなかった。トップ集団がどんどん遠ざかっていくのを見ているしかなかったんだ。だからセーフティカーに助けられたのは間違いない。それによってギャップがなくなった。

 それ以前からすでに1ストップで走り切る予定だった。他の人たちはなぜ僕らと同じようにミディアムタイヤを履かなかったんだろう。正直言って僕には分からない。でも彼らがそういう戦略を選ばなくてよかった。皆がそうしていたら僕はかなり後方でフィニッシュすることになっていただろうからね。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。そのおかげで僕らは上位に戻ることができたんだ。まだあと20戦あるから、落ち着いていられるよ。もっとひどいシーズン序盤を経験したこともあるから、今日のことは受け入れて、次のレースに期待する。

(ニコ・ロズベルグとの接触について聞かれ)いろいろあったけど、ダメージはなかった。たくさんポジションを落としたのは確かだけどね。ニコのアウト側にいたら、彼がワイドになったために僕は芝の上に押し出された。その後、順位を挽回しなければならなくなった。きつい仕事だったけど、楽しんだよ。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=3位

 最高のスタートを決めたよね。前の2台よりいいスタートをしたのが分かって喜んだ。去年のハンガリーを思い出したよ。キミ(・ライコネン)もいいスタートをしたから嬉しかった。ワンツーを形成してペースを築いていった。

 赤旗は確かに不利になったけれど、何より大事なのはフェルナンド(・アロンソ)とエステバン(・グティエレス)が無事だったことだ。レースを止めるというのは正しい判断だった。最初にあそこを通った時、路面にデブリが散らばっていたからね。

 去年強力なシーズンを送ったから、ギャップをさらに縮めたいと思っているし、当然期待は大きい。昨日は少し離されていたけれど、今日は近づいた。
 全体的にとてもいいレースだったよ。最後の最後まで全力でレースをした。芝の上に出るつもりはなかったんだけど、芝刈りをしちゃったね! 来週家に帰ってももうやる必要はないね。
 今日はもう少しいい結果を出したかったな。

(赤旗後、メルセデスのふたりはミディアムコンパウンドを選び、自分はスーパーソフトからソフトに交換したことについて聞かれ)僕らにはチャンスがあった。(メルセデスが)ふたりともミディアムを履いて最後まで走り切るとは予想していなかった。

 僕らはアグレッシブに行こうとした。でもうまくいかなかったね。今考えると、他のやり方もあったと思うけど、誰のことも責めるつもりはない。

■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=リタイア

 レース序盤は好調だったけれど、その後、パワーを失ってリタイアしなければならなくなった。(マシンから出火したが)何が起きたのかはっきりとは分からない。エンジンに関連するトラブルではないと思う。動いていたからね。何か他のことに違いない。チームにとってとても不運な出来事だった。

 冬のテストを終えた段階で、大体の予想では自分たちはかなり好調だと思っていた。土曜はコンディションも状況も普通と違っていたから、予選での上位とのタイム差は真のギャップではないと分かっていた。僕らのマシンはハンドリングがよく、速さがあり、感触もいい。だけど完走する必要があるのは間違いない。まだやるべき仕事があるということだ。


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