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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.02 23:19
更新日: 2016.10.03 00:16

マクラーレン「アロンソは最後尾から炎の走りで7位へ。鈴鹿にこの勢いを持ち込む!」/マレーシア日曜

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F1 | マクラーレン「アロンソは最後尾から炎の走りで7位へ。鈴鹿にこの勢いを持ち込む!」/マレーシア日曜

 2016年F1マレーシアGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7位、ジェンソン・バトンは9位だった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
 1台はグリッド最後尾からスタートしながら、2台そろってポイントを獲得でき、非常に満足いく結果だ。マクラーレン・ホンダが進歩し続けていることの証明である。

 戦略を分けたことで、フェルナンドとジェンソンは共にそれぞれのメリットを得たし、ピットクルーは5回のピットストップをミスなく実行した。そのうちのひとつはダブルストップであり、どのレースにおいても非常にストレスがかかる瞬間である。

 フェルナンドはアタックして順位を上げていった。タイミングよくバーチャル・セーフティカーが出動したことに助けられたかもしれないが、彼は最後のピットストップをする前の時点ですでにトップ10内に入っていた。アグレッシブな3回ストップ戦略を活用し、炎のような、威勢のいい走りで、1周目だけで10ものポジションを上げたのだ。
  
 300戦目のジェンソンの走りも印象的だった。だが彼は非常に不運にも、2回目であり最後のピットストップを、バーチャル・セーフティカーの数周前に済ませていた。一方ライバルたちはVSCによって予期せぬ形でのフリーのピットストップを行うことができたのだ。

 2回ストップがチェッカーまでの最速の道であることは明らかだ。バーチャル・セーフティカーまでは、期待できる位置を走っていたのだ。これがモーターレーシングではあるが、ジェンソンの走りには9位よりもっと上のリザルトがふさわしいことは誰もが知っている。終盤5戦のなかで、彼にチャンスが訪れるはずだ。

 次戦は鈴鹿での日本GPだ。7日後のこのレースを楽しみにしている。この高名なグランプリは、ホンダにとってシーズン中、最も重要なレースである。今週末のリザルトによって活気づき、来週もまた優れたパフォーマンスを発揮することを目指していく。
 


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