2015年F1ベルギーGPの土曜予選で、トロロッソのマックス・フェルスタッペンは15位、カルロス・サインツJr.は10位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
マックス・フェルスタッペン 予選=15位
Q1でパワーの問題があってアタックに集中できなかったので、Q2に進出できたとはいえ、予選の出だしは理想的なものではなかった。でも本当のことを言うと、予選はQ2で走行をやめるという計画だった。明日のレースで10グリッド降格ペナルティを受けるから、Q3のために戦うことは意味がなかったからだ。こうすることによってタイヤをセーブできたから、明日はポイント争いができるといいな。
簡単ではないことは分かっている。でもホームの観客がレースを見ていてくれることで大きな後押しをしてもらえるはずだ。自信はあるし、レースが楽しみだよ。午前中の最後のプラクティスではロングランがかなりいいことを確認できたから、明日も同じようにうまくいくだろう。
楽な週末にはならないだろうが、マシンのフィーリングがいいからそれに関しては満足しているし、このサーキットでは何が起きてもおかしくない。熾烈な戦いになるのは間違いないけれど、ポイント圏内でフィニッシュすることを目標にしていく。それが達成できれば大きな成果といっていいだろう。
カルロス・サインツJr. 予選=10位
このコースを楽しんでいるよ! 今週末はずっと予選を待ちわびていた。フリープラクティスでは燃料を多めに積むから、マシンはそれほど速く感じない。でも予選になれば本当のスピードを感じられると分かっていたし、実際そうだった。
Q3に進出できて本当に嬉しい。最後の走行はもう少しうまくいってもよかったが、それでもいい結果には変わりない。驚きの結果だよ。計算上はこういう結果を出すのはかなり難しそうだったんだ。
僕らのマシンに最適なコースというわけではないから、明日のレースは厳しくなるだろう。でも全力でプッシュして、ライバルたちのミスを最大限に利用し、トップ10圏内でフィニッシュしたい。
今年ここまでの予選の中でベストのひとつといっていい出来だと思う。でもそのことはもう忘れて明日のレースのことを考えなければならない。ポイントを取れるのは明日なんだから。