12月4日、ツインリンクもてぎで開催されている『Honda Racing THANKS DAY 2016』で、フェルナンド・アロンソやマルク・マルケスら、4輪、2輪のトップドライバー/ライダーらによるカートレース『Honda Racing Dream Kart Cup』が行われた。
サンクスデーでしか実現できない特別なメンバーによる熱戦が繰り広げられ、朝早くから詰めかけたファンたちの歓声が絶えることのなかったこのレースは、くじ引きによってグリッドが決められ、レプソル・ホンダのMotoGPライダー、ダニ・ペドロサを先頭に、10周のレースがスタート。
スタート前に「4輪のドライバーには負けないよ!」と宣言していたペドロサだったが、3番グリッドからスタートしたマルケスとともに4輪のドライバー、アロンソ、ストフェル・バンドーン、佐藤琢磨の3人がプライドを見せ、一気にオーバーテイク。
その後、琢磨とバンドーン、そしてアロンソが熱いトップ争いを展開し、後方ではマルケスとペドロサもサイド・バイ・サイドのバトルを何度も行いファンを楽しませた。
ファイナルラップまで繰り広げられた激しい熱戦を終え、見事に琢磨が勝利を収め、17年にインディカーのトップチームであるアンドレッティ・オートスポートへの移籍を発表したばかりの琢磨へ向け、多くのファンから声援が飛んだ。