アルファタウリF1のチーム代表フランツ・トストは、角田裕毅はF1での9戦のなかで正しい方向に向かっていると確信している。彼は、若いドライバーがF1を理解するには3年は必要と考えており、角田の改善ペースには満足しているということだ。
角田は2021年にF1デビュー、初グランプリのバーレーンで9位入賞を果たし、第6戦アゼルバイジャンGPでは7位、第8戦シュタイアーマルクGPでは10位と、これまで3回ポイントを獲得している。しかし何度かクラッシュを喫するなどミスもあり、前戦オーストリアでは白線をカットしたことによるペナルティを決勝中に2回受けた。