メルセデスF1チームは、引退したニコ・ロズベルグの後任としてバルテリ・ボッタスの起用を望み、ウイリアムズとの交渉を開始したといわれている。
ロズベルグはF1タイトルを初めて獲得した数日後に引退を表明、チームは現在、2017年のルイス・ハミルトンのチームメイト選びに懸命に取り組んでいる。候補としてさまざまな名前が取りざたされており、メルセデスのジュニアドライバーであり来季契約を持たないパスカル・ウェーレインをはじめ、フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテルの名前まで挙がっている。
最近有力な候補者として浮上したのは、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルグがマネジメントに関わるバルテリ・ボッタスだ。しかしボッタスはウイリアムズとの契約を更新したばかりであり、ウォルフは、いまやチーム内で重要な存在であるボッタスを引き抜くのは難しいと最近Sky Sports F1に対して発言した。
11日、BBCは、メルセデスはウイリアムズとの交渉を開始、まずは条件を提示したが、ウイリアムズはこれを断ったと伝えた。ボッタス引き抜きに関してウォルフが示した条件は、供給するパワーユニットの料金を約半額にまで値下げし、ウェーレインを走らせることができるというものだった。ウイリアムズはこの最初の条件にはノーと言ったものの、交渉は今後も続けられる見込みだという。
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