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F1 ニュース

投稿日: 2017.01.05 05:57

【ホンダF1特集】第2チーム供給への道筋(2):気になるパートナーと互いのメリット

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F1 | 【ホンダF1特集】第2チーム供給への道筋(2):気になるパートナーと互いのメリット

 ホンダがマクラーレンと共に進歩を続けるにつれて、もうひとつ別のチームにもF1パワーユニットを供給する可能性が高まってきた。そして、その実現を心待ちにしているパートナー候補もいる。2018年にもホンダが第2のチームに供給する可能性は非常に高いと英AUTOSPORTのローレンス・バレットは考え、その根拠を示した。

 今回は「ホンダ、第2チーム供給への道筋(1):4年目に向けて整ってきた体制」に続く第2回として、どこが第2チームとなり得るのかを考察する。

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■ホンダはどのチームと組むのか

 言うまでもなく、メルセデス、フェラーリ、ルノーの各ワークスチームは最初から対象外で、レッドブルとトロロッソがルノーと交わした契約の期限は、2018年末までとされている。

 ウイリアムズとフォース・インディアは、メルセデスとの間に長期的な提携契約がある。また、ハースはフェラーリと、最新仕様のエンジンの供給を含めた技術提携を結んでおり、現時点では両者ともにこれを長期的なパートナーシップと考えているようだ。

 そう考えると、残るのはザウバーとマノーしかない。そして、ザウバーは2017年いっぱいでフェラーリとの契約が終了することもあり、ホンダとの契約に乗り気だと考えられている。

 ザウバーは長年にわたって、フェラーリとの関係が深かったチームだ。現在の契約はBMWが撤退した後、プライベートチームとして再出発した2010年からのものだが、彼らには1997年からBMWに買収された2006年までの間にも、マラネロと密接な関係を築いていた歴史がある。ところが、2016年に入ってから、ザウバーとフェラーリの関係には亀裂が入り始めている。つまり、ザウバーは転機にさしかかっており、新たに向かう先はホンダかもしれない、ということだ。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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