ザウバーF1チームは、パスカル・ウェーレインが2017年のレースドライバーとしてチームに加入することを正式に発表した。
ウェーレインは2015年にメルセデスでDTMチャンピオンとなり、メルセデスのジュニアドライバーとして2016年にマノーからF1にデビューした。F1での2年目の移籍に関して、昨年11月の時点でメルセデスとザウバーの間で話し合いがなされていたが、ニコ・ロズベルグの突然の引退により、ウェーレインがメルセデスの候補のひとりとなり、交渉が滞った。
その後、メルセデスはより経験を積んだバルテリ・ボッタスに狙いを定め、年明け早々に、ウェーレインがザウバーとの契約に合意したという報道がなされていた。
16日、ウェーレインがマーカス・エリクソンのチームメイトとして、今年ザウバーで走ることが正式に発表された。
「パスカルはキャリアを通して才能を示してきました。昨年のF1デビューシーズンには、オーストリアGPで1ポイントを獲得し、ポテンシャルを証明しています」とチーム代表のモニシャ・カルテンボーン。
「パスカルは間違いなくまだまだ伸びるはずです。彼がさらに成長し、モータースポーツの最高峰で学習を積むための機会を提供したいと思います」
「マーカスとパスカルは2017年に向けて堅実なラインアップとなるはずです」
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