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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.01 14:55
更新日: 2017.03.01 16:37

レッドブルRB13:ダウンフォース獲得への飽くなき執念が現れた意欲作【2017F1マシン分析】

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F1 | レッドブルRB13:ダウンフォース獲得への飽くなき執念が現れた意欲作【2017F1マシン分析】

 2017年シーズン、打倒メルセデスの筆頭候補に挙げられているレッドブル。空力回帰とも言える今年の新しい技術規定下で、かつて選手権4連覇を遂げた、あの強かった時代がよみがえるか。

 新車がお披露目となって、まず話題を集めているのがノーズ先端の開口処理だ。吸気ダクトのような形で、前方からの気流をノーズ下に導く。

様々な憶測を呼んでいるRB13のノーズ
様々な憶測を呼んでいるRB13のノーズ

 つまり、フロントウイングのステー間と併せ、フロア下に向かわせる気流のエキストラな入り口とみていい。もしかすると、後方のノーズ裏で待つ“Sダクト”との関連づけもあるのかもしれない。

 Sダクトとは、ノーズ裏に接近したところで一部乱れがちな気流を上面に逃がす処理。フロントバルクヘッドの下位置に開口を設けて、ダクトを介してノーズ上面に排出する。このダクト形状が横からみるとアルファベットのSを描くことから、定着した名称だ。何もレッドブル固有の技術ではなく、始祖は08年のフェラーリ。17年の新車でも、各チームに広く伝播している。


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