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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.04 10:00
更新日: 2017.03.04 14:52

【あなたは何しに?】23歳の女性F1開発ドライバーがザウバーと契約した理由

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F1 | 【あなたは何しに?】23歳の女性F1開発ドライバーがザウバーと契約した理由

 ウインターテストには、普段グランプリでは見かけない人々と出会うことが少なくない。そんな人たちに、「あなたは何しに、カタロニア・サーキットに来たのか?」を尋ねてみる特別企画。第3回はザウバーF1の開発ドライバーであるタチアナ・カルデロンにマイクを向けてみた。  

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 テスト真っ只中のカタロニア・サーキットのパドックに、昨年まで見かけなかったザウバーのチームウェアを着た女性がいた。テストが開始される直前に、ザウバーと開発ドライバーとして契約したタチアナ・カルデロンだ。

 コロンピアの首都ボゴダ出身のカルデロンがカートを始めたのは9歳のとき。7歳年上のパウラ(写真の左)に連れられて行ったレンタルカート場でカートに乗った瞬間、カルデロンは「何かが自分の中で変わった」という。

 当時、F1でコロンビア出身のファン・パブロ・モントーヤが活躍していたこともあり、カルデロンのモータースポーツへの情熱は日増しに高まり、F1を目指すようになる。

 その後、カルデロンはモントーヤが歩んだように、渡欧し、本格的にフォーミュラ・カーのレースを開始。2013年はヨーロッパF3選手権に参戦し、最終戦で表彰台を獲得した。翌14年にはF3の3大レースのひとつであるマカオGPで女性レーサーとしては31年ぶりの出場を果たして話題を集めた。昨年から活躍の場をGP3シリーズに移し、今年はDAMSから2年目のシーズンを送る。

 そんなカルデロンがザウバーと開発ドライバーの契約を結んだのは、もちろんF1ドライバーになるためだ。それにしても、コロンビア人のカルデロンがなぜ、スイスチームのザウバーを選んだのか。


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