バルセロナ・テストでピレリのF1ウエットタイヤを試したハースのロマン・グロージャンが、フルウエットは大きく進歩したと高い評価を与えた。ただし、新しいインターミディエイトは、ダメになるのが早すぎるとも述べている。
今年最初のプレシーズンテストの最終日に、ピレリは数回にわたって路面に水を撒き、悪天候をシミュレートしてレインタイヤのテストを行った。
人工散水のため、コース上の水量を一定に保つのは困難だったものの、グロージャンは新しいウエットタイヤについて十分に学ぶことができたし、その性能に好印象を得たと語っている。
「とても興味深いウエットテストになった。昨年と比べると大きく進歩している。リヤタイヤがひどくオーバーヒートすることもなく、温度は安定していた。ウォームアップも悪くなさそうだったよ」
「インターミディエイトは、1周だけならすごくいい。だけど、その後はダメになるのがちょっと早すぎるように思った。その点では、まだ少し改良が必要だ」
「でも、全般的には、昨年の終わりの時点と比べると、かなり良くなっている」
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