スペインのカタルニア・サーキットで行われた第2回F1バルセロナ合同テスト最終日、フェラーリのキミ・ライコネンは午後に赤旗の原因となったものの、4日目の総合トップタイムをマークした。
ほとんどのチームがロングランに集中しているため、午前中のベストタイムが午後になっても破られないという、これまで3日間の第2回合同テストのパターンが最終日も続くことになった。
そのため、ライコネンのスーパーソフトタイヤによる午前中のベストタイム1分18秒634は、その日のベストタイムになると同時に、8日間のF1バルセロナ合同テスト全体のベストタイムとなった。
とはいえ、この日フェラーリにとってすべてが順調に進んだわけではなかった。
ライコネンはコース終盤のシケイン近くの使用されていないセクションに侵入して停止。その日5回目、午後では初めての赤旗となった。その周回の序盤からフェラーリ SF70Hに問題をかかえていたライコネンは、古いサーキットレイアウトを使用してピットに戻ろうとしたものの、マシンが途中で停止してしまったためだ。
ライコネンは最後の15分でコースに戻り、合計で111周を走行した。
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