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モタスポブログ

2017.04.02

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】


モタスポブログ | 実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 ボンジョルノ〜! WECプロローグ・モンツァの現場からお届けするブログ第2弾。今回は金曜夕方に行なわれた、マシンの集合写真の撮影現場をレポートします。参戦車両がずらりと並ぶ様が見応えあるだけでなく、プレスにとってはマシンに近づけるチャンスともあって、毎年楽しみかつ有意義な時間でもあるのです。

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実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 昨年までのポールリカールでも必ず行なわれていた、WECによるマシンの写真撮影。各チームから1台が参加します。モンツァでは1コーナーのシケインで撮影が行なわれることに。開始予定時間の17時少し前、ピットロードからてくてくとコース上を歩いて1コーナーに向かいますが……意外と遠いんですね。気温も25度近くに達していたため、汗ばんできますよ。

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 150m看板あたりから、ブレーキング痕が出現。このあたりもコース幅は意外と狭く、いかにもオールドコースという佇まいですね。隣の森では、ピヨピヨと小鳥が鳴いているのがまた、なんともいい雰囲気でした。およそ10分弱かけて、1コーナーの撮影現場に到着です。

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 手押しでマシンを運ぶチームがあれば、バギーで牽引するチームもあり。チームにとっては大きな手間でもあるはずなのですが、みんな嫌な顔ひとつせず、どちらかというと楽しんで参加している雰囲気を感じましたよ。

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 さて、こちら1コーナー(厳密には左に曲がる2コーナー)の撮影現場です。まずは先頭となる、ポルシェとトヨタの位置を決めます。どうやってその位置を調整するのかというと……。

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 高所作業車に乗ったFIA WECのオフィシャルカメラマンから、無線を通じてFIA WEC職員に指示が出るのです。それをチームスタッフに伝えて、位置を微調整してもらいます。「撮られる側」から見ると、こんな感じ。正面の上方、空の上から指示が飛んでくるわけです。

実戦ではありえない“密度”。集合写真撮影の裏側【WECプロローグ現地情報2】
 1コーナーのカメラマン台からマシンが整列していく様子を見ると、こんな感じです。後方では、まだまだ車両がピットから運ばれてくるのを待っています。そして我々取材班は、マシンのディテール撮影に勤しんでおります。4月14日発売のauto sport No.1454を楽しみにお待ちください!(と宣伝)


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