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モタスポブログ

2017.11.30

日本では実現難しそうなコースレイアウトに驚き/フォーミュラE香港現地ルポ1回目


モタスポブログ | 日本では実現難しそうなコースレイアウトに驚き/フォーミュラE香港現地ルポ1回目

 こちらNIOフォーミュラEのピットではオーバーヘッド用のフレームを絶賛設営中。こちらのフレーム、オールドライカーボン製です。ただ残念なことに外からはあまり目立たず、設営もチーム総出で大変そうです。

 一方、こちらはワークスのルノー・e.ダムスのピットです。オーバーヘッドは簡素ですがパイプ内を冷気が通りそこからのダクトによって車両を冷却できるようになっています。

 バッテリーやモーターの温度管理が重要なEVレース。これはとても作業効率が良さそうです。日本のレーシングチームの皆様参考にしてみてはいかがでしょうか?

 ちなみに、車両側のダイヤルで冷却具合を調整できるようにもなっています。

 こちらは可夢偉選手のピット。ピットテントには選手の顔写真も。唯一の日本人ドライバー、頑張って欲しいです。

 もちろん車両にも名前が入ります。表彰台に上がって欲しい。

 今年もセーフティカーはBMW i8。リヤウイングが付いてカッコイイです。

 こちらはロボレース用の開発車両『Devbot』。レースも行われる予定だったんですが急に中止になりました。ただデモランはしてくれるようです。このクルマ、意外と大きいんです(LMP2ぐらい)。

 思わずコントロール不能になって壁に刺さる姿を想像してニヤニヤしてしまいますが、果たしてどんな走りを見せてくれるんでしょうか。関係者一同注目です。

 夕方前になるとドライバーも姿を見せ始めます。こちらはもうフォーミュラEの顔でもある、ルーカス・ディ・グラッシ選手。地元メディアのインタビューでも、これが将来のモータースポーツだと力説しておりました。

 一方こちらはそのディ・グラッシ選手とチャンピオン争いで丁々発止のバトルを繰り広げたセバスチャン・ブエミ選手と僚友のニコラ・プロスト選手。

 皆さん昨年の最終戦のブエミさんのレース後インタビューをご覧になりましたでしょうか? まだという方は是非。ブエミさんの人間味溢れる姿がご覧になれます(もうピー音だらけ)。

 それにしてもプロスト選手、爪を噛む癖は親子で一緒ですな。

 そんなこんなでフォーミュラE初日が終了です。気温27度、湿度80パーセントでもうクタクタです。それでは皆さんまた金曜日にお会いしましょう。

(Shimpei Suzuki)


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