独断で選ぶ“WRCブース選手権”はトヨタの優勝!【WRCモンテカルロ現地情報5】
続いて、Mスポーツ/フォードのホスピタリティブースへ。ここのブースは青を基調とした構成で、なかなかシック。外からは内部があまり見えませんが、内部からは外がよく見えるようになっています。
おじゃましたときは、メカニックたちがモニターでラリーの模様をチェック中。セバスチャン・オジエはヌービルに総合トップを譲って2番手となりましたが、メカニックたちは平静でした。
最後はシトロエン・レーシングのホスピに突入。写真で言うと、トランスポーターの右側がスタッフ専用で、左側がゲストとメディア用となっています。こちらもコンパクトなのですが、内部は意外と広いです。
現地も21日の18時を過ぎ、一気に冷え込んできました。参加車両はこの日のうちにモナコに向かうのですが、サービスパーク内はまだファンがいっぱいいます。
「こちらのファンも熱心だな~」なんて思っていたら、後ろから飛ばしてくる車両が。92号車です。そして、コドライバーがクルマを降りると、先にTC(タイムコントロール)待ちの列に並んでいた102号車に掛け合い、先にTCを通過させてもらえることに。
サービスパークから出発する際にもTCを時間どおりに通過しなければいけませんので、92号車のふたりも必死です。この後も同様のシーンがありました。
このあたりはスポーツマンスピリットが感じられましたね。「こういう部分で戦っているんじゃない」と。自分にあてはめたとき、同じことができるかどうか、自信がありません(笑)。
古賀さんに聞いたところ、「ラリーの場合は、ドライバーかコドライバーのどちらかが時間に几帳面。セバスチャン・ローブはそうではなかったけど、コドライバーのダニエル・エレナがしっかりしていた」とのことでした。
(Kazukiyo Takahashi/auto sport)