“ガンダム風”処理のヤリスWRC、見た目も好評【WRCモンテカルロ現地情報2】
「レーシングカーは見た目も大事」ということで、現地のファンにヤリスWRCの容姿について直撃! 「最近は日本の文化に興味を持つ若いフランス人が増えている」という、どこかで読んだ情報を頼りに(笑)、なぜか恐竜をサービスパークまで帯同させていた、この近くから来たというグループに聞いてみたら、「ナイスルッキングだ」という声が!
「トヨタのWRC活動はフランス国内でも注目されているよ」とのこと。これはトヨタとしてもいいところを見せないといけませんよ~。英語とフランス語と日本語がミックスするなかでの強引なやり取りでしたが(笑)、みなさん、ありがとうございました。Merci!
ヤリスの現車を目の前で見ると、意外とコンパクト。ただ、3D形状のリヤウイングとリヤフェンダーのボリュームにはかなりの威圧感があります。ダンパーはフランスのBOS製(別体タンクの上部にロゴあり)で、いわゆる「倒立式」。
マニュファクチャラーによっては別体タンクがアッパーマウントの近くに取り付けられている場合もあるそうですが、ヤリスは下のほうに装着。
このほうが重心は低くなり、ダンパー本体と別体タンクの距離が短くなることでレスポンスも上がりますが、いわゆる「バネ下重量」は増えるので、一長一短。エンジニアの哲学が現れるパーツのようです。あと、ダンパーは写真で見るより“ぶっとい”です!
トヨタのホスピタリティの内部は19日にお伝えする予定。このあと取材班はモナコへ飛びます。
(Kazukiyo Takahashi/auto sport)