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海外レース他 ニュース

投稿日: 2024.01.25 17:55
更新日: 2024.01.25 14:30

NASCARカップ再挑戦のカズ・グラーラが変則プログラム発表。RWRで25戦、デイトナはFRMより参戦へ

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海外レース他 | NASCARカップ再挑戦のカズ・グラーラが変則プログラム発表。RWRで25戦、デイトナはFRMより参戦へ

 言わずと知れた北米最高峰ストックカー、NASCARカップシリーズの2024年シーズンに向け、ナショナルシリーズでの最年少記録も保持するカズ・グラーラが変則的な“再挑戦”プログラムを公表した。シーズンの25戦でリック・ウェア・レーシング(RWR)の15号車を、そして開幕ラウンドの『デイトナ500』ではフロントロウ・モータースポーツ(FRM)の36号車で予選突破から決勝出場資格の獲得を目指す。

 自身が18歳だった2017年、そのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで当時のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ開幕戦を制覇し、シリーズ史上最年少ウイナーの記録を打ち立てたグラーラだが、その後は3大ナショナルシリーズでのキャリアアップに苦心し、近年は散発的な参戦プログラムに留まってきた。

 そんなグラーラは2020年以来、カップシリーズで通算7戦に出場し、そのうち2度のトップ10入りを果たすなど若手有望株と目されてきたが、2022年に元プロボクサーのフロイド・メイウェザーJr.が所有するザ・マネー・チーム・レーシング(TMT)から3戦に出場して以来、カップのレースからは遠ざかっている。

「まずはデイトナ500に戻る機会を与えてくれたチームに感謝しなければならない」と、カップ通算7戦のうち2度のデイトナ出場を経験する25歳のグラーラ。

「予選は500にとって非常にユニークなもので、クルマを準備し、予選を通過し、晴れてレースに出場できるという、ドライバーにとってもチームにとっても精神的に厳しい挑戦だ。だけど僕らが所有するクルマが速いことはわかっている、なにせ最新のフォードだからね。これはデイトナ500での最高のチャンスのひとつだと感じているよ」と続けたグラーラ。

 昨季はサム・ハント・レーシングとともにNASCARエクスフィニティ・シリーズのフルシーズンを走った彼は、9回のトップ10入りを果たすもチャンピオンシップでは17位に終わっていた。その雪辱を期すべく、今季2024年のカップでは両プログラムともにNext-Gen規定のフォード・マスタング“ダークホース”カップカーをドライブする。

2024年シーズンに向け、ナショナルシリーズでの最年少記録も保持するカズ・グラーラが変則的な”再挑戦”プログラムを公表
2022年に元プロボクサーのフロイド・メイウェザーJr.が所有するThe Money Team Racing(TMT)から3戦に出場して以来のカップ復帰となる

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