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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.05.22 14:33

【詳報】インディ500予選:予想を上回る最高のアタックでディクソンが3度目のポール

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海外レース他 | 【詳報】インディ500予選:予想を上回る最高のアタックでディクソンが3度目のポール

 第101回インディ500のグリッドを決定するポールデーが21日に開催され、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が平均232.164mphと完璧なアテンプトで前日のスピードを更新しポールポジションを獲得した。

 2日間に渡るエキサイティングな予選だった。

 ポールポジションは、予選初日に9番手までの速さだったドライバーたちによって争われるファスト9で決定した。

 そのファスト9で、スコット・ディクソンが予選初日から2日目にかけて大幅にパフォーマンスをアップさせ、232.164mph平均の4ラップをマークしてポールを獲得した。

1996年以来2番目の予選スピードを記録したスコット・ディクソン
1996年以来2番目の予選スピードを記録したスコット・ディクソン

 さすがはインディカー・シリーズで4回もチャンピオンになっているドライバーだ。インディ500でのポールポジションは2008、2015年に続く3回目。

「僕らのアタックはとても良く、速かった。4ラップ連続周回は本当に難しい。マシンをコントロールし続けるのがとても難しくなっていた。去年の僕は227mphしか出せていなかったと記憶しているが、今年は232mph。この進歩は大きい」

「最初のラップを終えた時、ダッシュに見えた数字は間違っていると思ったぐらいだ。マシンの電気系にトラブルが出て、正確じゃない数字が表示されているんだと思った。あそこまでのスピードが出るとは考えていなかったんだ。ベストのポジションからスタートを切れる。あとはそのポジションを保つことだ」とディクソンは語った。

 2008、2015年に続くキャリア3回目のPP。ホンダは2年連続のPP獲得。今シーズンの予選におけるシボレーの6連続PP獲得を阻んだ。

 予選2位はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)。

 今年のシボレー勢は昨年以上に対ホンダで厳しい戦いを強いられていたが、チーム・ペンスキーを上回るパフォーマンスを発揮している。

 走行コンディションが悪くても彼らはスピードが落ちない。予選初日こそカーペンターが最速だったが、予選2日目のアタックでは231.664mphで2番手に甘んじた。

予選2番手を獲得したオーバル職人エド・カーペンター
予選2番手を獲得したオーバル職人エド・カーペンター

「僕らはすべてを出し切った。3回目のPP獲得がかなったら嬉しかったが、ふたりのインディ500ウイナーに挟まれたフロントロー中央は悪くないグリッドだ。初優勝を飾りたい」とカーペンターは語った。


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