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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.14 17:34
更新日: 2017.06.14 17:35

BTCC:第5戦クロフト。スバル・レヴォーグ2勝目も、3名が病院搬送の事故発生

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海外レース他 | BTCC:第5戦クロフト。スバル・レヴォーグ2勝目も、3名が病院搬送の事故発生

 BTCCイギリス・ツーリングカー選手権の第5戦が6月10~11日の週末に、ノースヨークシャー、ダーリントンにあるクロフト・サーキットで開催され、雨がらみの土曜から多くのアクシデントが発生するなか、レース1を今季初ポールポジションからスタートしたチームBMR、スバル・レヴォーグのアシュリー・サットンが制覇。レース2はBMWのコリン・ターキントン、レース3ではフォード・フォーカスのマット・ジャクソンがそれぞれ勝利を挙げた。
 
 このイベントを前に、ワークスとしてMG6 GTを走らせるトリプルエイト・レースエンジニアリングはドライバー交代を発表。開幕からMGのステアリングを握っていたダン・ロイドが、チームの成績不振を理由にTCRインターナショナルのクラフト-バンブーに移籍
 
 その代役に、2016年シーズンまで同チームに所属していたジョシュ・クックがマキシマム・モータースポーツから電撃復帰する形となった。

WSRのアンドリュー・ジョーダンはオイルが巻かれた直後に通過し、為す術なし
WSRのアンドリュー・ジョーダンはオイルが巻かれた直後に通過し、為す術なし
雨とオイルのダブルパンチで、10台以上が絡むマルチクラッシュとなってしまった
雨とオイルのダブルパンチで、10台以上が絡むマルチクラッシュとなってしまった

 そんななか、雨がらみのセッションからスタートとなったクロフトの週末は、スバル・レヴォーグのサットンが好調を維持。フリープラクティスからトップタイムをマークし、その勢いのまま予選に挑むことに。

 しかしその一方で、ウエット路面に足元をすくわれるマシンも続出。FP1では、トヨタ・アベンシスのトム・イングラムがシケインでラインが膨らみフロントを大破。

病院搬送も左足骨折のみだったアーロン-テイラー・スミスは日曜パドックに顔を見せた
病院搬送も左足骨折のみだったアーロン-テイラー・スミスは日曜パドックに顔を見せた

 さらに30分の予選セッションでは、残り9分となった時点で、10台以上が絡むマルチクラッシュが発生。モーターベース・パフォーマンスのフォード・フォーカスSTをドライブするルーク・ダベンポートのマシンからオイルが漏れたことが引き金となり、クロフトのトラックでも随一の高速セクションとなる右コーナーで続々とマシンがコースオフしていく。

 フォーカスの直後を走行していたウエスト・サリー・レーシング(WSR)のワークスBMW、アンドリュー・ジョーダンを筆頭に、ジェフ・スミスのホンダ・シビック・タイプR、ワークスMG6のアーロン-テイラー・スミスなどは激しくマシンを損傷。ダベンポートを含め、すぐさま救急搬送が行われる事態となった。

レース1はWSRコリン・ターキントンとの攻防を制したアシュリー・サットンが今季2勝目
レース1はWSRコリン・ターキントンとの攻防を制したアシュリー・サットンが今季2勝目

 それ以外にも、トップタイムを記録していたサットンをはじめ、アダム・モーガン(メルセデス・ベンツAクラス)、マット・ジャクソン(フォード・フォーカスST)、ジャック・ゴフ(ホンダ・シビック・タイプR)などはマシンダメージにより自力でのピット帰還ががかなわず。

 予選はそのまま赤旗終了となり、短縮されたセッションながらサットンのスバル・レヴォーグが今季初のポールポジションを獲得した。

レース2はサットンにやり返したターキントンのBMWが勝利を挙げた
レース2はサットンにやり返したターキントンのBMWが勝利を挙げた


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