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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.07.17 12:13

速さを見せるも運が味方しなかった琢磨「もっとチャンスがあった。悔しいです」

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海外レース他 | 速さを見せるも運が味方しなかった琢磨「もっとチャンスがあった。悔しいです」

「次のトロントではいい流れをぐっと取り戻したいですね‥‥」

 佐藤琢磨は前戦のアイオワでこう言っていた。ここ数戦は悪い流れが続き、チャンピオンシップを争う上でも、そろそろ上位に返り咲かなくてはいけない。過去このトロントでは表彰台こそないが、昨年は内容の濃いレースで5位完走を果たしている。

予選10番手となった佐藤琢磨
予選10番手となった佐藤琢磨

 アンドレッティ・オートスポートは昨年ここで苦戦していたが、今年はプラクティスからペースは悪くなく4台のいずれもが前にきてもおかしくない仕上がりだった。それよりも驚きだったのはペンスキー勢の圧倒的な速さで予選でも上位を席巻し、最後にグラハム・レイホールとスコット・ディクソン、ジェイムズ・ヒンチクリフなどが食い込み、ホンダ勢が一矢を報いた形だった。

 琢磨は、Q2の最後の赤旗でペースを乱した。Q2再開後のアタックラップで順位を落としQ2突破ならず。総合10番手のグリッドになってしまう。実際にはもっと上を狙えるスピードがあったのだが……。

 それでも決勝前のウォームアップでも好感触を得て、レースでは十分に上位進出が狙える仕上がりだった。

 85周のレースがスタートすると、1周目のターン3のディクソンとパワーの接触も回避して7番手に浮上、出だしは悪くなかった。

決勝レースでは順調なスタートを見せる
決勝レースでは順調なスタートを見せる

 前を行くチームメイトのアレクサンダー・ロッシ、その前のヒンチクリフをプッシュしたいところだったが、ロッシがヒンチクリフを攻略出来ずレースが膠着した。

フューエルウインドウに入るやニューガーデン、ヒンチクリフ、ロッシらは早めにピットに入るが琢磨はステイアウトしてペースを上げる。


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