またセルビアも「現行マシンのようにダウンフォースが多いと、ドライバーがどんな仕事をしているかが見えにくい」とモントーヤの意見に同調する。
「ダウンフォースが減り、マシンの挙動変化が顕著になれば、ドライバーが何かをしているのは分かる。それがどういった行動なのか分からなくても、ドライバーが戦っている姿が分かるのは楽しいはずだよ」
また、この共通エアロキットはマシンのアンダーフロアからダウンフォースを生み出し、オーバーテイクを妨げるタービュランスを抑制する狙いもある。
この効果についてセルビアは「今年のマシンより素晴らしく、最高だ」と評価した。
「僕がレースを戦った6月のデトロイト戦では、低速コーナーでもライバルに追いつくことができなかった。それだけタービュランスが発生していたんだ」
「今日テストしたマシンもダウンフォースはあるけど、バランスが絶妙なんだ。(ライバルに接近すると)現行マシンではリヤが不安定になるけど、今年のマシンはフロントが少し不安定になる程度。これには驚かされたし、ポジティブな印象を持ったよ」
引き続き、この共通エアロキットのテストは8月10日にアイオワで、9月26日にセブリングで行われる。
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