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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.10.03 15:17
更新日: 2017.10.03 15:18

山野哲也、“世界一のMX-5使い”目指しラグナセカへ。「カリフォルニアは思いが強い地」

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海外レース他 | 山野哲也、“世界一のMX-5使い”目指しラグナセカへ。「カリフォルニアは思いが強い地」

 2017年4月に日本上陸を果たした『GLOBAL MX-5 CUP JAPAN』。その最終戦が9月24日に富士スピードウェイで行われ、山野哲也(CABANA Racing)が初代チャンピオンを獲得。10月にアメリカ・カリフォルニア州のラグナセカ・レースウェイで行われる世界一決定戦への切符を手にした。

 グローバルMX-5カップは、世界共通のMX-5カップカーを使い、統一ルールのもとでレースを実施。各地域のシリーズチャンピオンはアメリカ・カルフォルニア州のラグナセカで行われる世界一決定戦『2017グローバルMX-5カップ チャレンジ』に出場し、この場で世界一のMX-5使いが決められる。

グローバルMX-5カップ第2戦を制した山野哲也(CABANA Racing)
グローバルMX-5カップ第2戦を制した山野哲也(CABANA Racing)
グローバルMX-5カップ第2戦を制した山野哲也(CABANA Racing)
グローバルMX-5カップ第2戦を制した山野哲也(CABANA Racing)

 スーパーGTで3年連続チャンピオンとなった実績があり、今年、JAFは全日本ジムカーナ選手権で前人未到の17回目のチャンピオンを獲得した山野は、このグローバルMX-5カップ・ジャパンにCABANA Racingから参戦すると、第1戦SUGO、第2戦鈴鹿で連勝。第3戦もてぎは全日本ジムカーナ出場のため欠場したが、第4戦岡山では3位表彰台を手にし、チャンピオンに王手をかけた状態で最終戦富士に臨んだ。

 迎えた最終戦、シリーズチャンピオンを獲得する可能性を残した山野と今村大輔(KIMInternational)や佐々木孝太(KOTA RACING)ら強豪ドライバーたちは予選から激しい攻防を繰り広げられた。

 富士スピードウェイはスリップストリームが効きやすい上、このMX-5はベテランの山野も「過去乗ってきたクルマのなかで1番(スリップが)効く」と表するマシン特性を持つことから、全車がライバルのスリップを使おうとライバルの出方をうかがう展開となったのだ。

 コース上の各車が他車の出方をうかがい“超スロー走行”するなか、山野はライバル勢に先駆けてアタックする素振りを見せてライバルをかく乱。こう着状態に陥っていた予選をかき回すと、2分2秒687のベストタイムを記録。2番手の今村をわずか0.087秒差で抑えてポールポジションを獲得してみせた。


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