蘇 樹輝(SJM 経営執行役員)のコメント
「今年は4人のヤングドライバーが全力で他の強豪たちとぶつかり合い、とてもエキサイティングで面白いレースを見せてくれました。彼らのモータースポーツに掛ける強い熱意にわたし達は本当に感心させられました」
「マカオグランプリは年に一度のマカオで一番、盛大なイベントです。SJMは今年もまたテディ・イップJr.とそのチームとのコラボレーションをすることで、コース上に留まらず、この週末にマカオ全域で行われたすべてのイベントに対し、わたし達とチームが互いに協力し合いながら様々な活動に参加し、沢山の楽しい時間とそこに参加した方々との思い出を創造することができました」
テディ・イップJr.のコメント
「みんなが失望するリザルトでした。二人が表彰台に登れると思っていましたが、正反対の結果となってしまいました。マカオで優勝する為にはすべてがパーフェクトでなければなりません。そこにまた時の運と言うものが加味されて初めて勝利を得られるものです」
「今週、このカジノシティは私達のラックを少々見放した感がある。しかしながらチームのすべてのドライバーは全力で戦い、しかもプロフェッショナルな働きをしてくれて、これはわたしの大いなる誇りとなりました」
#7 カラム・アイロット
「FP1はスロースタートで始めたけれど、とてもスムーズでした。その結果からQ1はセットアップを変えて出たのだけれど、とにかく凄い赤旗でクリアなアタックができずに6番手に終わってしまいました」
「FP2は4番手で終わることができてQ2に期待が持てました。Q2はセットアップをさらに詰めてニュータイヤでコースイン。と、思ったら赤旗が5回も出て結局、走行時間が短縮されてしまい、タイミングが合わず最後の最後に出たタイムでようやく3位になれました」
「予選レースでは良いスタートを切れました。3番手からすぐに2番手に上がりレース中盤はさらに良いペースで走れたのでエリクソンをパスし、さらにリードを広げられました」
「日曜日、1回目のFCYでかなりペースが崩されてしまい、再スタート後はタイヤ交換しなければならないし、コースに戻った時は全てが手遅れになっていました」
「でもこの様に予測できない事が起こる……これがマカオですよね。昨日は良い結果を出せたのに、今日はこう言う事になってとても失望しています」
#8 周冠宇
「FP1はフルアタックして6番手でした。Q1はフルアタックしませんでした。タイヤもオールドのままですしね。それで9番手はすごく良かったと思います」
「金曜日は思った以上のリザルトは出せなかったけれど、トップ10に入れたのは良かったと思います。ベストパフォーマンスを出せた訳じゃなかったのだけれど、それとは結果が違いリザルトは良かったから良しとしましょう」
「タイヤを換える前は良いフィーリングでしたが、交換後ミスをしてしまいクルマにダメージを与えてしまいました。土曜日のレースのスタートは凄く良かった。すぐに何台かのクルマをオーバーテイクしました」
「ただターン4で前のクルマがものすごく早いポイントでブレーキを掛けて、追突しそうになり自分もハードブレーキでそれを回避している間に抜き返されてしまいました。残念な結果だけれどP10だからグランプリは良いグリッドポジションを手に入れられました」
「日曜日は8位というのが良い結果でした。ただスピードは足りませんでした。レース後半はリヤのタイアに問題が発生し、6~7周目が本当に大変でした。今年のレースで色々経験を積めたので、来年はさらに良いリザルトを出したいと思います」