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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.12.18 18:00
更新日: 2017.12.18 18:03

2018年のヨーロピアンF3“ラストイヤー”は20台超の可能性。日本勢は佐藤万璃音のみ?

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海外レース他 | 2018年のヨーロピアンF3“ラストイヤー”は20台超の可能性。日本勢は佐藤万璃音のみ?

 2017シーズンのFIAヨーロピアンF3選手権は、ふたりの日本人ドライバー(牧野任祐、佐藤万璃音)が顔を見せたほか、マクラーレン育成ドライバーのランド・ノリスやミハエル・シューマッハーの息子ミック・シューマッハーの参加、ネルソン・ピケの息子ペドロ・ピケの参加、さらには“F3世界一決定戦”と称されるマカオGPが日本でも生中継されたとあって、久しぶりにそれなりの注目を浴びたと言える。

 ただし、第64回マカオGPのF3レースは史上最低の台数(参加22台、出走21台)に留まり、2019シーズンに実施されるF3の世界的な大再編のひとつ、ヨーロピアンF3とGP3との事実上の統合を控え、選手権最終戦を迎える2018シーズンのヨーロピアンF3はいったい何台の参加を集められるのかと危惧されていた。

 事実、ヨーロピアンF3勢が主力を成すはずの第64回マカオGPのF3レースの台数が少なかったのは、それまで常連だったミュッケやダブルR、フォーテック、Tスポーツというチームの姿がなかっただけでなく、直前になってハイテックGPがドタキャンしたのも原因のひとつ。

 同チームの資金源はドライバーのニキータ・マゼピン頼りで、彼がGP3へ転向するならハイテックGPは2018シーズンのヨーロピアンF3参戦を断念すると見られていた。

 しかし、スペインのヘレスやバルセロナ、ポルトガルのポルティマオなどイベリア半島で12月に実施されたテスト情報、実際に筆者が足を運んだ12月11~12日、14~15日のバルセロナのテストを見る限り、ハイテックGPやファン・アメルスフールト・レーシング(VAR)が参加すれば、控えめに見ても2017シーズンと同等、多く見積もれば20台超のエントリーを集めそうな雰囲気である。


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