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投稿日: 2016.02.17 15:48
更新日: 2016.03.11 16:02

かつては日本でも活躍。リカルド・リデルが引退

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 1990年代初頭に全日本F3に参戦し、近年はツーリングカーレース委参戦していたスウェーデン人ドライバー、リカルド・リデルが引退を表明した。

 1967年生まれのリデルは、1980年代後半からスウェーデンやイギリス、そして全日本と多くのF3シリーズに参戦。90年に4戦、92年〜93年にはフルシーズンでトムスからオリジナルシャシーの032Fを駆り全日本F3を戦い、トム・クリステンセンや田中哲也、高木虎之介らとしのぎを削った。

 リデル自身が2007年ル・マン24時間でのGT1クラス優勝とともに「特別な思い出」と語るのは、1992年マカオGPでの勝利。日本チームによるF3マカオGP初勝利であり、トムス/トヨタにとっても初勝利となった。91年はイギリスF3でトムスシャシーをドライブしており、トムスとゆかりの深いドライバーと言える。

 1994年からはヨーロッパに戻ったが、以降は主にツーリングカーやGTカーレースを主戦場とした。特に、1990年代に多くのマニュファクチャラーが参戦し大激戦となったBTCCイギリスツーリングカー選手権ではボルボをドライブし、多くの勝利を飾っている。また、スカンジナビアン・ツーリングカー選手権(STCC)、WTCC世界ツーリングカー選手権でもシボレーやセアトを駆り活躍した。


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