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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.01.15 13:37
更新日: 2018.01.15 21:35

フォーミュラE:高星明誠も参加のルーキーテスト、ニコ・ミューラーが新レコードで総合首位に

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海外レース他 | フォーミュラE:高星明誠も参加のルーキーテスト、ニコ・ミューラーが新レコードで総合首位に

 フェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ・レーシング)の逆転優勝で幕を閉じた2017/18フォーミュラE第3戦マラケシュePrix。トップ争いを含む数多くの接近戦が繰り広げられたムーレイ・エル・ハッサン・サーキットではレース翌日の1月14日、フォーミュラE“ルーキーテスト”が行われた。

 今回シーズン中に初めて実施された同テストは、“Eライセンス”を所持しないドライバー、すなわちフォーミュラEの走行経験がないドライバーを対象としたもの。

 シリーズに参戦する全10チームが参加するこのテストには、ルノーe.ダムスから参加することになった2017年の全日本F3選手権チャンピオンの高星明誠や、レクサス陣営からスーパーGT500クラスに参戦しているアンドレア・カルダレッリ(ドラゴン・レーシング)、ジェームス・ロシター(テチーター)をはじめ、かつて日本で活躍したフレデリック・マコウィッキ(テチーター)など、日本のファンに馴染み深いドライバーも多数参加している。

 午前と午後の各3時間ずつ計6時間のセッションが設定された14日(日)午前のセッションではカルダレッリが1コーナーでクラッシュして赤旗が出る場面も見られたが、カルダレッリはフロントサスペンションとタイヤを壊しながらもすぐにリスタートを切ったことから長時間のセッション中断とはならず。カルダレッリもピットに戻るとマシンを乗り換えて走行を続けている。

 そんな午前のセッションで最速タイムをマークしたのは元F1ドライバーのポール・ディ・レスタ(パナソニック・ジャガー・レーシング)でタイムは1分22秒343だった。トップと0.090秒差の2番手にはロシターが入り、3番手には2017年FIAヨーロピアンF3選手権でランキング2位につけたジョエル・エリクソン(DSヴァージン・レーシング)がつけた。

 ランチタイムを挟んで行われた午後のセッションでは、アウディのDTMドライバー、ニコ・ミューラー(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)が1分19秒651というスーパーラップで総合首位に。

 このタイムは、前日のフリープラクティス2でダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)が記録した1分19秒760を0.109秒上回る新レコードタイムとなっている。


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