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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.07.28 18:28

BTCC:ユーロテック・ホンダのダニエル・ロイドがシリーズ後半戦撤退を発表

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海外レース他 | BTCC:ユーロテック・ホンダのダニエル・ロイドがシリーズ後半戦撤退を発表

 今週末にスネッタートンでのラウンドを控え、BTCCイギリス・ツーリングカー選手権のエントリーリストに動きがあった。チームダイナミクスと並んで、ホンダ系の有力チームとしてタイトル獲得経験もあるユーロテックから、ダニエル・ロイドの離脱が発表された。

 GTの経験も持つロイドは、今季の第3戦スラクストンから起用され、ジェフ・スミスとマーティン・ディーパーとの3台体制でシリーズを戦ってきており、オールトンパークとクロフトではフロントロウを獲得。チームBMRのコリン・ターキントンやジェイソン・プラトのスバル・レヴォーグ勢と優勝争いを展開するなど競争力を発揮していた。

クロフト戦ではスタート後の1コーナーでレヴォーグ勢とのバトルで敗北
クロフト戦ではスタート後の1コーナーでレヴォーグ勢とのバトルで敗北

 しかしチームが今週水曜に発表したステートメントによれば、「あらゆる面での膨大な努力の量にもかかわらず、主要スポンサーの財政的な事情により」シリーズからの徹底を余儀なくされたという。

「当然、シーズン後半戦を戦えなくなったことにがっかりしている」と、ロイド。

「僕らはシーズンスタート当初から、残りラウンドの資金調達のためあらゆるスポンサーと交渉を続けてきたが、残念ながらそれらはすべて、最後の最後で失敗に終わった」

「表彰台に乗るなど、良いリザルトを得られた3戦の後だけに、なおさら……苦い薬を飲んだ時のような気分だ」

2012年のイギリスGT選手権の王者でもあるダニエル・ロイド
2012年のイギリスGT選手権の王者でもあるダニエル・ロイド

 ユーロテック・チームのステートメントにも「全員ががっかりしている。彼との仕事が継続できるよう、誰もが舞台裏で努力を続けていた。ダニエルはシームレスにチームと融合し、マシンの中で大きなポテンシャルと優れた可能性を示し続けることを本当に楽しみにしていた。今後も、ダニエルと協力して将来的にドライブできるよう、可能性を追求していく」と、記されている。

 また、先の火曜にはトヨタ・アヴェンシスを走らせるTLCレーシング/チーム・ハードが、元英国GT王者のマイケル・ケインの復帰とクリス・スマイリーの離脱を発表している。

チーム・ハードもドライバーをスイッチすることを発表している
チーム・ハードもドライバーをスイッチすることを発表している


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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