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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.02.23 17:24

豪州SC:2017年はランキング21位と低迷した元王者コートニー、チーム再編で復活なるか

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海外レース他 | 豪州SC:2017年はランキング21位と低迷した元王者コートニー、チーム再編で復活なるか

「2017年のウォーキンショーはホールデンからのワークス・バックアップを受けるHRTの立ち位置を失い、チームは難しい時期を過ごしていた。彼に正しいエクイプメントと、正しい協力関係を築ける人々が周りで支えれば、必ずタイトルを争える能力がある」

「現時点で彼は間違ったポジションに立たされていて、その才能を充分に発揮できないでいる。これはタフなゲームであり、チームはドライバーにとって快適で整った環境を作り出し、彼らから最大限のパフォーマンスを引き出さなくてはならない」

 同時にバージェスはその豊富なモータースポーツのチームマネジメント経験から、もし彼らドライバーがフラストレーションを抱えたり、失望を覚えたりすれば、すぐにトラック上のポジションを失うことにつながる。またそこから焦ってハードにプッシュしたりすれば、間違いが起こる可能性はさらに高まることになる、と警告する。

「ドライバーがリラックスし快適に過ごせるならば、チームはそれ以上のものを手に入れることになる。トラック上でのコンマ1~2秒が大きな違いを生み出す。ドライバーを活用することは、チーム全体の仕事なんだ」

 新たに北米の雄とのジョイント・ベンチャーを決めたウォーキンショーだが、新たなパートナーシップのもとにシリーズでの成功を収めるのは「そう簡単な仕事ではない」とも語るバージェス。

「変化が起こるのは楽しみだ。そこには古い友人が大勢働いており、彼らが第一線に戻ってくるのはうれしい。誰もボクシング王者がロープに掴まっているのを見たくはないからね」

「しかし“ローマは1日にしてならず”の言葉どおり、例えばペンスキーがあのポジションに到達するのに数年がかかった。その立役者は(2017年にトリプルエイトから移籍したフランス人エンジニアの)ルード・ラクロワだろう」

「そう、彼は北米から来たんじゃない。アンドレッティがどんなリソースとプランでチームをロールアウトするか。ノウハウを持つ彼らなら成し遂げると思うけどね」

 2018年のVASCシーズンは3月1〜4日に開催されるアデレード500で開幕を迎えるが、コートニーはこのイベントと無類の相性を誇っており、2014、15、そして16年と勝利をマーク。不振を極めた昨季でも、シーズンベストの3位表彰台を記録している。

長らくコートニーとともに過ごしてきたエイドリアン・バージェス(中央)
先日開催された公式プレテストでは総合12番手のタイムをマークした
フォーミュラ・ニッポンや全日本GT選手権、スーパーGTでも活躍したコートニー。タイトル奪還はなるか


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