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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.10.23 13:03
更新日: 2018.11.01 15:40

WTCC戦ったシアン・レーシングが2019年WTCR復活。ボルボ筆頭株主の吉利汽車と新型TCR開発

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海外レース他 | WTCC戦ったシアン・レーシングが2019年WTCR復活。ボルボ筆頭株主の吉利汽車と新型TCR開発

「ボルボと培った高性能モデル開発のノウハウと、これまで世界中のレーストラックで重ねてきた数千ラップというレースプログラムでの膨大なマイレージのデータを重ねあわせて、極限状況から得られる知見をすべて注ぎ込むつもりだ」

 2018年初頭から開発が続けられてきた最新のTCR規定マシン『Lynk&Co 03 TCR』は、ベースモデルの1.5リッター3気筒直噴ターボ+7速DCTから、2リッターの4気筒直噴ターボと6速シーケンシャルに換装。最高出力350PS、最大トルク420Nmのアウトプットを誇る。

 来季WTCRに投入されるシアン・レーシングの3台に加え、カスタマーにもデリバリーが予定されており、世界中のTCRカテゴリーへのエントリーが見込まれている。

「これは新しく設立されたジーリー・グループ・モータースポーツにとって最初の重要な一歩になる」と語るのは、元ポールスターの責任者でもあったジーリー・グループ・モータースポーツ代表のアレクサンダー・ムルドゼフスキー・シェドビン。

「我々は来年度からすぐに、この機敏な新型モデル『Lynk&Co 03 TCR』のデリバリーを開始し、世界中のカスタマーに供給する予定だ。これにより各地域のリージョナルシリーズ、または国内シリーズで、あらゆるマニュファクチャラーとの熾烈な競争を経験することになるだろう」

 TCRのコスト上限規定により、この新型モデルは約13万ユーロ(約1680万円)の価格設定で新年早々からのデリバリーが予定されている。

最高出力350PS、最大トルク420Nm。2019年からカスタマーにもデリバリーが予定される
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