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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.11.12 12:45
更新日: 2019.03.22 23:50

ヒュンダイ、2019年登場の新型TCRカー『ヴェロスター N TCR』の開発をアナウンス

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海外レース他 | ヒュンダイ、2019年登場の新型TCRカー『ヴェロスター N TCR』の開発をアナウンス

 現在TCR界のトップランナーとして『ヒュンダイi30 N TCR』をデリバリーしているヒュンダイ・モータースポーツは、2019年の発売が予定されている新型高性能ロードカー『ヴェロスター N』をベースとした新たなTCR車両を開発し、同年のトラックデビューを目指すと発表した。

 この新型TCRモデルは現在の『ヒュンダイi30 N TCR』と同様にヒュンダイ・モータスポーツのカスタマーレーシング部門が開発を担当。ヘッドクォーターの置かれるドイツ・アルツェナウのファクトリーで製造が行われる。

 すでに開発段階の設計図や部品ごとのホモロゲーション承認作業は順次進められており、WTCR世界ツーリングカー・カップを頂点に、すべてのTCRシリーズに2019年から参戦可能となる計画がアナウンスされた。

 ただし、デリバリー先の選別は市販モデルとなるヒュンダイの高性能部門”N”を展開する自動車市場が優先されるとみられ、世界を転戦するWTCRでの展開よりも先に、販売が行われる国でのシリーズに投入されることになりそうだ。

 その最有力候補となるのは、2019年のIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ・シリーズへのエントリーを一番乗りで表明した北米のブライアン・ハータ・オートスポート(BHA)で、2018年はヒュンダイ・モータースポーツとのトップカスタマー契約でPWCピレリ・ワールドチャレンジのTCRクラスに参戦。初年度ながらチームとマニュファクチャラーの両タイトルを獲得している。

 昨年、ヒュンダイとの提携発表時にもアナウンスされていたとおり、このパートナーシップはモータースポーツ活動のみにとどまらず、BHAは北米でのヒュンダイ“N”の代理店として販売チャンネルを展開することになっている。

■新型のコンポーネントのうち85%以上はi30 N TCRから引き継がれる

市販車部門で”N”ラインの販売を行う市場を中心に、TCRモデルの展開を進める
i30、i20とほぼ同等のCセグメントサイズとなる『ヴェロスター N』はコンポーネントもほぼ同一


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